山口県周防大島産極上いりこ

特徴

山口県周防大島(正式名、屋代島)は、瀬戸内海に浮かぶ三番目に大きな島ですが、その諸島の中に浮島(うかしま)という周囲6.8kmの小さな島があります。この浮島は昔からイワシ漁が盛んで、穫れたカタクチイワシを島内の加工場でいりこに加工しています。浮島のいりこはキラキラ光るほど鮮度が良く、頭とはらわたを取り除く必要がないくらいです。それゆえとても上品でコクのある出汁を作る事ができます。
ところで「煮干し」と「いりこ」の違いについてですが、地域で呼び方が違うだけで基本的には同じものです。関東では煮干しというのに対して関西ではいりこと呼んでいます。また関西では比較的型の大きいものだけを煮干しということもあります。

召し上がり方

出汁(2人分)
水出し、煮出しどちらの場合も水500mlに対していりこ10gです。
水出しの場合は、ラップをして冷蔵庫に入れて6時間程度置いてザルにあげます。
煮出しの場合は、水を入れた鍋にいりこを入れて30分以上浸したのち中火で加熱し沸騰したら弱火にしてアクを取り除き5~10分程度煮出します。